小倉の地に
法を灯して四百年、
地域とともに
ささえあう仲間
現代は、日本の伝統的な習慣を守り続けてゆくことが極めて困難な時代です。地域や家族で行ってきた墓地の管理が難しくなったり、葬儀や法事などの親族の集う場が簡素化されたり、いたるところで地域や親族の絆が希薄となってきました。このような時代だからこそ、(続く)
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西宗寺について
~ささえあう仲間~
現代は、日本の伝統的な習慣を守り続けてゆくことが極めて困難な時代です。地域や家族で行ってきた墓地の管理が難しくなったり、葬儀や法事などの親族の集う場が簡素化されたり、いたるところで地域や親族の絆が希薄となってきました。このような時代だからこそ、その一部をお寺が担い補うことで、親族や地域社会の絆を支えたり、あるいは新たな絆が深まるような社会的な場をつくることができるのではないでしょうか。
お寺に集う方々が相互に親睦を深め、支え合いながら、仏のみ教えを聞いてゆくとき、そこには家族や地域でもない新たなコミュニティー(共同体)が形成されます。先だった仲間がいれば、その人の人生を想い、それによって後の者も心育まれてゆく。かりに単身の方であっても、お寺に集う仲間が互いにその方を想い、それが連続無窮に連なってゆく。そのためにも、お寺に集うさまざまな方との縁を結びながら、あたたかな雰囲気がお寺全体に広がり、さらには地域に広がるような寺でありたいと思っています。
沿革
西宗寺(さいしゅうじ)は、今から約四百年前の天正年中に、萩の專光寺の僧侶了圓が小倉の地に開基。大正10年には、大阪町より現在の香春口へと寺基を移転。近隣の様子はもとより境内の建物も往時とはすっかり変わってしまいましたが、今も昔も地域に根ざすお寺を目指しております。
【昔の写真(香春口移転時)】
【江戸時代の小倉地図】
生き方や考え方、人間の価値観は多様であったとしても、誰もが老・病・死と向き合い、それを受け入れながら、ただ一つの人生を歩む。ならば、どのような人生であっても、その方向は闇を背に光に向かって歩んでゆこう。私のいのちは、遠い過去から今まで連綿とつながり、さらに未来へと展開してゆく。
私の歩む道は、さまざまなご縁によって支えられ、さまざまな人との出会いの中で育まれたもの。過去にとらわれてはならない。過去に起こった事実は変えられなくとも、過去に起こった事実の「意味」は変えることができる。人生を尊い意味あるものに変えながら歩む。「ここからの歩み」が「これまでの人生を決める」それが仏道。
境内案内
西宗寺・参拝会館の入り口
玄関横に、バリアフリーの入り口もあります。参拝用の車椅子を用意していますので本堂、参拝会館は車椅子でご参拝いただけます。
参拝者用の休憩室
参拝者がくつろげるように休憩室を設けています。参拝後にお茶を飲みながら、懐かしい思い出を語り合う。そこには、目に見えなくとも、人の心は、亡き人とつながっているはずです。思い出を語り合いながら、 自分の過ごした人生を見つめなおしてみませんか。お寺ならではの心落ち着くひとときです。
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お問い合わせ
〒802-0084
福岡県北九州市小倉北区香春口2丁目4-23
鉄道:北九州モノレール線・香春口三萩野駅徒歩3分
バス:香春口停留所、小倉駅より バス10分
車:足立インター、大手町インターより5分
駐車場:有り(14台)